海外FXでは、MT4を使った取引が一般的です。
しかし日本人人気の高いiFOREXでは、MT4ではなく独自ツールが提供されています。
本記事では、iFOREX(アイフォレックス)独自ツールとMT4の違いについて詳しく解説していきます。
iFOREX(アイフォレックス)独自ツールとMT4の違い
以下は、iFOREXの独自ツールとMT4の違いを一覧表にしたものです。
プラットフォーム | iFOREX独自ツール | MT4 |
時間足 | 12種類 | 9種類 |
インジゲーター | 少なめ | 豊富 |
複数チャート表示 | 不可 | 可能 |
スマホアプリ | 有り | 有り |
自動売買 | 不可 | 可能 |
MT4とiFOREX独自ツールは様々な違いがあります。
MT4は多くの海外FXで導入されている事から、オリジナルのインジゲーターやEAが開発されていますがiFOREX独自ツールでは利用できません。
具体的な違いやメリットデメリットについて見ていきましょう。
時間足の違い
MT4とiFOREXの時間足は以下のような違いがあります。
iFOREXツール | MT4 |
1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、6時間足、12時間足、日足、週足、月足 | 1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足 |
iFOREX独自ツールには、MT4にはない2時間足や6時間足、12時間足が搭載されています。
MT5では21種類の豊富なインジゲーターが搭載されています。
複数チャート表示
MT4では、各銘柄のチャートを一覧にして表示可能です。
しかし、iFOREXの独自ツールでは1つの画面に1種類の銘柄しか表示できません。
複数の銘柄で同時に分析をしたい場合では、MT4の方が適していると言えます。
市場情報やマーケット情報の表示
MT4は相場分析+取引をするツールになります。
そのため、市場情報やマーケット情報に関しては自身で調べる必要があります。
iFOREXの独自ツールには、チャート画面のすぐ横に市場情報や経済指標が表示可能です。
分析をしながらマーケット情報も見られるので、情報収集しながら取引をするのに適しています。
EAやカスタムインディケータ
EAやカスタムインディケータに関してはMT4の方が豊富になっています。
MT4ではMQLというプログラミング言語が採用されていますが、誰でも自由にプログラムの書き換えが可能です。
誰でも自由に作成できることから、これまでにも豊富なEAやオリジナルインジが開発されてきました。
iFOREXの独自ツールは自由にカスタマイズができないことから、自動売買やオリジナルインジの開発はできない仕組みです。
iFOREXではそもそも自動売買の利用が禁止されています。
スマホアプリの使いやすさ
MT4とiFOREXのどちらにもスマホアプリが提供されています。
スマホアプリの使いやすさで見ると、iFOREXのアプリの方が評判が高いです。
チャートの見やすさもそうですが、直感的な操作が可能となっているので外出先で取引したい方には最適のツールとなっています。
MT4でチャート分析をするトレーダーが多い
iFOREXではMT4が使えないとはいっても、多くのトレーダーはMT4を見て分析している傾向にあります。
- 相場分析→MT4で分析
- 新規注文と決済→独自ツールorスマホアプリ
やはりMT4の方が分析しやすいと考える方が多いようです。
iFOREXには豊富な銘柄がありますが、他社のMT4では表示できない銘柄も多いので注意しましょう。
iFOREX(アイフォレックス)MT4まとめ
iFOREXの独自ツールとMT4についてまとめました。
- MT4の方が分析ツールやカスタムインディケータが多い
- 時間足は12種類とiFOREXツールの方が豊富
- スマホアプリはiFOREXの方が使いやすく外出先での取引に最適
- iFOREX取引でもMT4を使って分析する人が多い
iFOREXではMT4の利用ができませんが、他社のMT4を使って分析する事がおすすめです。
ツールの機能性ではMT4の方が優れているので、無理にiFOREXツールに慣れる必要はないと言えるでしょう。